前回のイングランド大会でセンセーションを巻き起こしてから4年。名将エディー・ジョーンズから新たにジェイミージョセフをヘッドコートとして迎い入れ強化を進めてきた日本代表は自国開催のラグビーワールドカップで再び特大のサプライズを提供してくれるのか?確かにラグビーワールドカップで悲願のベスト8進出は難しいと思います。しかしそれでも着実に進化を4年前から強化を続け現在のチームならその2015年の力を超えることを皆期待しています。
前回のスコア34-32。これはプール線の初戦で日本代表が優勝候補の南アフリカを相手に歴史的な大金星を上げたスコアです。続くスコットランドには破れたもののサモアやアメリカには勝利しました。結果的にボーナスポイントの差でベスト8進出は逃したのですが、そのセンセーショナルな進撃ぶりは世界中に感動と驚きを与えました。日本国内ではにわかにラグビーブームが起きておりその4年後の自国開催となるRWCに向けて大きなはずみを付ける大会となったと言えるでしょう。
そしてエディー・ジョーンズからジェイミー・ジョセフになりこの監督は15年シーズンのスーパーラグビーでハイランダーズを初優勝に導たニュージーランド出身の方です。その秋から新生日本代表として強化を急ピッチで進めてきました。そして面白いことにその結果がすぐに出ました。
それは2016年の11月に敵地アウェーで行われたウェールズ戦にて最終スコアは30-33です。確かに日本代表は敗けたのですが、このスコアから考えると日本の成長に驚いたのはウェールズ側です。むしろこれから先の成長に注意していることだと思います。ここまで日本が進化を遂げているとは思ってもいなかったかと思います。当時は世界ランキング6位ですが、現在は8月の時点1位のチームにあわや勝利するかもしれないというところまで来たわけですから。
また17年の秋にはフランスに23-23の引き分けです。フランスも日本より格上です。
そしてイングランドに移ったエディー・ジョーンズとの対戦でも15-35と点差だけを見ると敗けてはいますが、前半は15-10とリードしており後半もほぼ互角に渡り合っており数字だけに見られない試合内容でした。
これだけ見てもやはり日本代表は確実に進化を果たしていると言えると思います。ベスト8は確かに難しいですが、最近の傾向を見ても決して不可能な成績ではありません。必ず4年前を越えてくれるでしょう。
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