ラグビー日本代表のジャージ(ユニフォーム)のお披露目
耐久性、軽量性、運動性、快適性これらを併せ持ったデザインと機能面の両方において最高のジャージを目指しジャージがお披露目されました。画像は左からラファエレ ティモシー選手、堀江 翔太選手、リーチ マイケル選手、ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手、福岡堅樹選手になります。
ラグビー日本代表のジャージ(ユニフォーム)のコンセプトとは?
「日本らしく世界と戦うためのデザイン」これがデザインのおけるテーマのになっているそうです。2019年のデザインコンセプトは「兜:KABUTO」。日本の武士道の世界を表現する赤色と白色のラインを交互に入れ込んだ「力とならわしと縁起」をイメージした吉祥文様を背景にあしらっています。兜の前立てに日本の武士道精神を織り込んだ世界に日本が立ち向かうそんな印象がデザインのコンセプトからも感じ取れます。
また機能面においても生地の糸から加工や縫製など細かいところまでこだわっておりこれまでの試合ではプレー中に破れてしまう可能性があることを考慮して胸部が窮屈にならないようにゆとりをもたせた構造になっていましたが、新ジャージでは立体成型技術という技術を導入することでユニフォームの肩や脇下にある縫い目は肌に触れても気にならない仕上がりになっています。
また今回の桜のエンブレムには3Dと立体的な仕立てになっておりこのポイントも日本ラグビーや日本人の持つ精神を表現しています。また武士道には正義、勇気、思いやり、謙虚さ、誠実、名誉、忠義、この7つの道徳より成り立っているものでこれから世界に挑戦する日本のラグビー代表選手をこちらも同じ武士道で応援したいと思います。
ラグビー日本代表のジャージ(ユニフォーム)のメーカーは?カンタベリーとは?
カンタベリーとはニュージランドのブランドで1904年に生まれたメーカーでラグビーウェアとして有名です。日本代表だけのメーカーではなく他の国では
- イングランド
- アイルランド
- ジョージア
- ロシア
- ナミビア
などその他の国々でもカンタベリーを採用しています。もともと激しい取り組みやスクラムの際には相手のジャージをしっかりと掴むことも多いため頑丈なユニフォームを作ることで有名なのがこのカンタベリー。強度や耐久性は重要になってきますが、体の動きやすさも大切です。
ジャージを作る上で技術的なことでは2017年にゴールドウイン開設の「ゴールドウインテックラボ」にあるモーションキャプチャーのシステムなどを活用して選手たちを実際に3Dでスキャンして体型をデータ化してまた選手本人たちの意見も交えながら作っていきました。また海外のブランドですが、素材の糸や加工などはすべてメイドインジャパンです。レプリカ商品は4800~1万800円ぐらいになっています。また販売は20万枚を目指しているそうです。
ラグビー日本代表のジャージ(ユニフォーム)の他ボランディアのユニフォームもある?
実は日本代表のユニフォーム以外にもボランティアさん専用のジャージもあります。デザインのテーマは「一体感・笑顔・思い出」です。青色をベースに腕の部分には黄色の差し色がまたかっこいいです。メーカーは同じカンタベリー。10代~80代までボランティアの方が参加されるそうです。みなさん開催を待ちまた少しでも観戦者の皆様を楽しく見れるよう手助けをしてくださいます。
実際にボランティア用のユニフォームを配布されれば実感も湧いてきて自分の役割に責任感も出てくると思います。今年のユニフォームは日本代表選手のジャージだけでなくボランティさんのジャージにも注目したいです。
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