オーストラリア対フィジーのハイライト動画
オーストラリア対フィジーの試合結果の速報
39-21でオーストラリアの勝利
国名 | オーストラリア | フィジー |
試合結果 | 39-21 | |
世界ランキング(2019年9月) | 6位 | 9位 |
日時 | 2019年09月21日(土)13:45 | |
会場 | 札幌ドーム | |
入場者数・観客数 | 36,482人 | |
トライ数(5点) | 6 | 2 |
コンバージョン数(2点) | 3 | 1 |
ペナルティゴール数(3点) | 1 | 3 |
ドロップゴール数(3点) | 0 | 0 |
オーストラリアの選手の危険なタックル?
今試合の中でオーストラリアのリース・ホッジ選手による危険なタックルがありました。見ていた側からすればかなり危ない行為だったのですが、実際にその場でレフェリーを務めたベン・オキーフ主神はレッドカードを提示せず実質お咎めなしの裁定を下しました。
これは今でも物議を醸しており実際に元トップレフェリーを務めた審判も「わけが分からない」とコメントしているぐらいです。
この行為の危険性の証拠にタックルを食らった側のフィジーのペゼリ・ヤト選手は脳震盪を起こしています。
こういった行為を「ハイタックル」と言って相手の肩より上からタックルする行為のことを言います。
通常フィジーにペナルティゴールを与えられて3点とってもおかしくないです。
オーストラリア対フィジーの試合の感想や見どころにトライ!【前半編】
オーストラリアとフィジーの対戦です。下馬評や前評判では6位のオーストラリアに分があり順当に勝つであろうと思ったと思います。実際にフィジーはオーストラリアに65年間で17試合連続で勝利なしなのです。
またオーストラリアは過去に2度も優勝をしている今大会も優勝候補です。そんなオーストラリアにフィジーはどこまでしつこく食いつけるのか?こんなところが見どころになる試合かと思ったらさすがはラグビーワールドカップです。
前半は14-12で終了でまさかのフィジーのリードです。実際に8-0とフィジーがリードした前半10分まではオーストラリアは攻め込みが甘くなかなか前進しませんでした。
日本のロシアとの対戦のように硬かったのか。逆にフィジーの選手はリラックスしており最初から立ち上がりのテンポが良くボールをつないだその連動性あるプレーは開始早々の8分でペナルティゴールとトライを決めて8点をもぎ取りました。
しかし前半18分。徐々に地力の差が出始めたのか。オーストラリアもトライとコンバージョンも決めて最終的には前半は14-12のフィジーが勝ち越して終了で後半へ続きます。
前半の見どころはやはりオーストラリアに向かうフィジーの姿勢です。過去に1度も勝ったこともない相手ですからそしてその場所がラグビーワールドカップで初めての1勝を得るために選手皆のラン走りがかなり際立った前半の試合展開経過内容かと思います。
オーストラリア対フィジーの試合の感想や見どころにトライ!【後半編】
後半。ここからオーストラリアの力が出てくるかと思いきや途中パスミスを起こしてそのバウンドしたボールをCTB(センター)のナヤザレヴ選手がすかさずボールキャッチ!
そのまま前方約50メートルを1人独走してトライを決めてまたコンバージョンも決めて一気に7点を追加して21-12のフィジーのリード。
これは2015年のラグビーワールドカップの日本対南アフリカを彷彿させるあの世紀の番狂わせをしてくれるのではないか?そんな状況とも言える展開でした。スタジアムの熱気や興奮も混ざりフィジーの初勝利か?と思われたその後にオーストラリアの真の力がようやくここから発揮されます。
すぐさま交代をしてオーストラリアのフォワード陣がやっと本来の地力の差を見せ始めます。ペナルティゴールを1つ決めたあとに続いてゲニア選手のキックを使って一気に敵陣へと入り込みボールをラインが出します。
そしてそのフィジーのゴール付近のラインアウトから始まりモールでゴリ押しです。そのままオーストラリアのHO(フッカー)トライを決めて21-20とその差は1点です。
ここからフィジーとオーストラリアの体力の差が出始めたのか前半であったようなフィジーの走りが見えません。
疲れの見え始めたフィジーをオーストラリアの選手が見逃さずパワーによる押し込みで完全にフィジーの守りを砕きました。
最終的にスコアは39-21でオーストラリアの勝利です。
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