現在スコットランドから日本戦へ向けて大会への不満が出てます。
まず2015年のラグビーワールドカップの日程を振り返ってみましょう。
日程 | ラグビーワールドカップ2015年 対戦カード | ||
09月20日 | 南アフリカ | 32 – 34 | 日本 |
09月20日 | サモア | 25 – 16 | 米国 |
09月23日 | スコットランド | 45 – 10 | 日本 |
09月27日 | 南アフリカ | 46 – 06 | サモア |
09月27日 | スコットランド | 39 – 16 | 米国 |
10月03日 | サモア | 05 – 26 | 日本 |
10月04日 | 南アフリカ | 34 – 16 | スコットランド |
10月08日 | 南アフリカ | 64 – 00 | 米国 |
10月00日 | サモア | 33 – 36 | スコットランド |
10月12日 | 米国 | 18 – 28 | 日本 |
日程を見て頂くと日本は9月20日にあの南アフリカ戦で世紀のジャイアントキリング(番狂わせ)を起こすわけですが、その3日後に日本の2戦目がもう行われました。
逆にスコットランドは初戦です。もともと初戦が日本戦ということもあり準備はしていたと思いますが、この番狂わせから日本への警戒心がさらに高まったと思います。
そしてスコットランドはこの日本戦で45-10で勝利して勝ち点4とボーナスポイント1ポイントを獲得しています。
ちなみに日本とスコットランドがいる今年の2019年のラグビーワールドカップの日程を見てみたいと思います。
日本とスコットランドがいる今年の2019年のラグビーワールドカップの日程
日程 | ラグビーワールドカップ2019年 対戦カード | ||
09月20日 | 日本 | 30 – 10 | ロシア |
09月22日 | アイルランド | – | スコットランド |
09月24日 | ロシア | – | サモア |
09月28日 | 日本 | – | アイルランド |
09月30日 | スコットランド | – | サモア |
10月03日 | アイルランド | 試合前 | ロシア |
10月05日 | 日本 | 試合前 | サモア |
10月09日 | スコットランド | 試合前 | ロシア |
10月12日 | アイルランド | 試合前 | サモア |
10月13日 | 日本 | 試合前 | スコットランド |
この日程を見るとスコットランドは10月9日のロシア戦から次の日本戦で中3日しかありません。
現在プールAの予選は日本が勝ち点9でトップとは言えアイルランド、スコットランド、サモアも1勝ずつしておりまだ他のチームも十分決勝トーナメントに進出する可能性があります。
順位 | 国 | 勝ち点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得失 |
1 | 日本 | 9 | 2 | 2 | 0 | 0 | +27 |
2 | アイルランド | 6 | 2 | 1 | 0 | 1 | +17 |
3 | スコットランド | 5 | 2 | 1 | 0 | 1 | +10 |
4 | サモア | 5 | 2 | 1 | 0 | 1 | -9 |
5 | ロシア | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | -45 |
このプール予選から次の決勝トーナメントに進出できるチームは上位2チームです。
まとめ
前回大会の2015年のラグビーワールドカップでは日本は3勝したにも関わらず決勝トーナメントに行けなったのですが、それは勝ち点の差です。ですからまだ油断はできません。
逆にスコットランド側から見ると決勝トーナメントに進出するために日本に勝つことが条件になるわけです。
このことからもこの日程に対して大会側に不満が出るのは仕方がないのかなとは思います。
実際に日本側も2015年のラグビーワールドカップでは日程の公平性について意見を述べています。
しかし前回大会のラグビーワールドカップの開催国であるイングランドはプール予選敗退です。確かに開催国が有利な日程であることは確かかもしれませんが、過去の強豪国が有利に日程を運んでいたことも事実です。
不満や意見が出るのは悪いことではありません。しかし既にわかっていた日程をしかもこの今最終戦まで見てみないとわからない状況の時に言うのはどうしても「こんなに混戦になるとは思わなかったのでは?」と疑ってしまうところもあります。
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