なぜ?ラグビー日本代表に外国人が多い?外人ばかりだらけの多すぎの現状

なぜラグビー日本代表にはこれだけ外国出身の選手が多いのか?こんな疑問を持たれる方はラグビーを見始めた方には多いと思います。またラグビーを知っている人や経験者の方は同じような質問を何度もされていると思います。実際に日本代表のラグビー選手の中には白人や大西洋側出身のポリネシア系人が多いと思います。それだけに初めてラグビーに興味を持った方からすれば「日本人じゃない」という印象をいただくのも致し方ないのかもしれません。また2015年のイングランドでのラグビーワールドカップを契機にテレビでの報道やメディア発信の情報は格段に増え興味や監視を抱くファンの増加もあると思います。まずラグビーのその国の代表になるためにはまず大前提として1つ条件があります。それは「他の国の代表歴がないこと」を前提にした上でさらに次の3つの条件の内1つでも当てはまれば当該国(その国の)の代表資格を得ることができます。1つ目:日本で生まれた。2つ目:両親や祖父母のうち誰かが日本で生まれた。3つ目:日本に3年以上継続して住んでいる。これら3つの条件の中で1つでもクリアできればその国で代表を得る資格を持てます。ちなみにこのルールはまだイギリスが世界中に植民地を持っていた時代の大英帝国時代までに遡ります。イギリスはラグビー発祥国であり世界中にラグビーを広めるためにどの国でもイギリス人がその国の代表選手になれるようにルールを決めていることが最初になります。そのためもともとイギリスの植民地であったニュージランド、オーストラリア、南アフリカなどがラグビーの強豪国が、ファンも多く国内の人気スポーツに選ばれ常に世界ランキングのトップクラスにいるのはこのイギリスによるラグビー繁栄のために制定したルールによるものが大きいとも言われています。では実際にラグビーの日本代表にはどれくらいの選手がいるのか?例えば前回大会のラグビーワールドカップでは31人中11人が、外国人でした。このメンバーに批判する人の声もありますが、また彼らの力があってこそ2015年の格上である南アフリカに勝利したという感想を与えてくれたことも事実であり両方とも事実です。そして何もこの議論は日本だけではありません。日本だけの話ではなく海外でもこのラグビーの代表資格は常に議論されています。注目度の大きいラグビーワールドカップやシックスネーションズなどの大会になればその国の代表選手はどれだけ海外出身の選手が多いのか?ということもあえて報道される機会も多いです。そして2015年のラグビーワールドカップでは確かに日本は31人中11人が、海外出身の外国人でしたが、ラグビーワールドカップの出場国全体を見るとサモアが13人、ウェールズやトンガ、スコットランドが、12人、日本は11人と出場国の中では5番目に外国人が多いという結果になりました。そしてラグビーの強豪国であるオーストラリアも9人、アイルランドも7人と外国人出身のラグビー選手がその国の代表になることはラグビーの世界では普通で日本も決して外国人ばかりとは言えない数字です。逆に生まれも育ちもその国の選手だけで構成されているメンバーはアルゼンチンのみです。つまりラグビーにおいてはいろいろな国籍を持った人がその国の代表になれる特異なスポーツの1つとも言えるかもしれません。これもラグビーが、英国発祥のスポーツでその時代にイギリス人が、当時統治していた国に英国人が渡り住んだりするのでどこの国でも代表選手になれるようにルールを設定したことが影響しています。ちなみにラグビーワールドカップ1995年に出ていたニュージランド代表の選手が、1999年の大会では日本の代表選手として出場していたという記録もあり、昔は別の国で代表選手経験があっても別の国で代表選手として出場する資格が得られていたそうです。

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